週末開拓民奮戦記

ハンドカット&セルフビルドのログハウス(72)

一部を除き、大きな画像とリンクしています。

2006年5月(1)
ゴールデンウィークは天候が安定していて、絶好の作業日和が続いた。こんな年も珍しかったのではないかと思う。
屋根関連工事が待っていたので、緊張と不安と密かな決意の元に迎えたGWだった。
予定は相変わらずビッシリと立ててしまうので、また今回も完遂とはいかなかったが、それでも心地いい疲労感と達成感に包まれている。
養生シートがめくられた。 久しぶりに屋根の養生を捲るkiiさんはいささか緊張の面持ち。
落ちないで、気をつけてと私が横から煩く言うので、却って落ち着かないらしい。でも、言わずにはいられない...。
とにかく屋根関連作業を無事に済ませて欲しいと願っている。
ぎこちなかった動きもだんだんスムーズになってきて、GWの半ばまでにはログの屋根東面のコンパネを張り上げる。
ログ東面のコンパネが貼りあがった。
コンパネの上には、やっとお待ち兼ねのルーフィングのお出ましである。
ルーフィングさえ貼り上げてしまえば、破れない限り少しの間はもつとの専門家の話である。
何しろ屋根上の作業人員は一名だから、なるべく早く全体のルーフィングを貼り、順次カラーベストを乗せるという予定である。
ルーフィングを貼り始める ケラバを取り付ける ケラバの取り付けを完了した。 ログの裏手から見たところ。なかなかいい...。
(1) (2) (3) (4)
(1)ルーフィングを貼りかけたところ。
(2)ルーフィングを貼り上げてケラバを取り付けているところ。
(3)ケラバの取り付け完了、
(4)ログの裏手から見たところ。なかなか綺麗...。完成後の雰囲気が掴めてきた。

ログ屋根西面の破風を作り始める ログの屋根西面に取り掛かる。

破風の加工と取り付けに頭を悩ましているkiiさん。
この部分は少々複雑。
プロなら造作もないことなのだろうが、素人はそうはいかない。
拘らなくてもいいと私は言うが、本人にしたら「何といい加減なことを言うなぁ。」
ぐらいは思っていたのかもしれない。
それでも何とか納まりよく仕上がる。
なんとかうまく納まった。
垂木を貼っている。 破風の取り付けが済むと垂木を張る。
東面と違って、リビングキッチンとの取り合いの谷の部分にも手間取るようだ。垂木を張り終えたらまた、断熱材を入れコンパネを貼り、ルーフィングという作業になるが、垂木を半分張ったところで時間切れ。
(左画像)
翌日は雨の予報で、仕方なくまた養生シートの出番となる。
この手間がなくなったら、ずいぶんと楽になるのだが...。(右画像)
再び養生シートの出番。
それでも最初の頃から考えたらどうだろう。進捗が大きい年や、ほとんど何の進展も見られないという年もあった。
最初の丸太を切った日のことをまざまざと思い浮かべる。あの頃を思うと格段の進歩ではないか!!


GWの作業は残念ながらここで打ち止めになった。
リズムが出てきたのにと残念な面持ちのkiiさんだった。

コンテナをバラす。 T君が搬入してくれたコンテナ材をバラしているkiiさん。
連休の初めの頃の作業である。
                                       
                      天気が落ちの日は少なかったが、
                      そんなときは電気屋さんに変身
雨の日は電気工事。

石臼 知り合いから石臼を貰う。
以前に他の知り合いから2個貰ったのだが、なんだか小さくて内側がボコボコしている。
「こんなのでお餅をついたら御影石の欠片が入らないのかな?」と、不思議には
思っていたが、どうもそれは石臼ではなかったようだ。
ホームセンターで石臼の展示を見て、暢気にもようやくその違いに気づいたのである。
年の暮れには餅つきだ!! 今年はヨモギ摘みに精を出そう。
ステンの台とポリ容器
横にあったステンの台と大きなポリ容器も不用品だというので戴いてきた。
大きなステン台は納屋の作業台に、200リットルは入りそうなポリ容器も、いずれお役ができるだろう。


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