週末開拓民奮戦記

1999/12/30 ハンドカットのログハウス(4)
                                                                                                           
スコアリング ロックノッチ
スコアリング。しっかりと写し取ってもなかなか合わない ロックノッチも最初の頃に比べると少し上達したかな?


年内の作業はここで終了。
1m20cmを積み上げました。ようやく三分の一。
細い木や太い木・素直な木や曲がった木がログの表情を作り出してくれます。
ゆがんでどうしようもない木に当たると、てこずって一日一本しか積めない時もあったけれど、ここまでは上々。

はっきり言わせていただきますと、私はもっと下手で隙間だらけのログを想像していたのであります。

だからしんどい作業が続くことへの恐れの他に、将来はホビールームやゲストハウスにしたいのだから、あんまり見た目のひどいのは・・・。と思っていたのです。

今のところ、私はあっけにとられてばかりいます。

1メートル20センチが積みあがりました

雪のための養生 棟木代わりにワイヤーを掛けて、10m×7.5mの厚手のシートを張りました。
思いのほか早かった雪の養生のため。


年始はここでキャンプをするのだという。
妻壁にシートを張り、一応の風対策は考えているようだけれど、それにしても寒さが厳しい。


「冷凍人間になっていたりして・・・。日本酒をたくさん持っていかなきゃ・・・。」と私。
「それじゃあアルコールづけだよ。どっちにしても標本になる運命だ・・・。」とkiiさん。
どちらも日持ちはしそうですね。


     
 この開拓を始めた頃、確かにつらいこともあったけれど、資金不足から余儀なくされた手作りの充足感は、なにものにも代えがたい。

 人はみな開拓者魂を持っていて、それに火がつくかつかないかの違いなのだと思う。
楽しいという字は「楽」と書くけれど、楽をしていて楽しいことは少ないね。
それが私たちの口癖。
プロセスを楽しむ気持ちを忘れずに、2000年も張り切って部活動に励みます。


1999年11月11日にネットデビューしたばかりの新米のサイトに、縁あってお越しくださいました皆様に、心からお礼申しあげます。
これからも私たちと一緒に、野迫川倶楽部の成長を楽しんでください。

2000年が皆様にとって、よき年でありますように・・・。

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