2004年1月(1) 
      私は一ヶ月ぶりの野迫川だった。 
      18日午前7時の気温は−10度、積雪は28cm。 
      サラサラの湿り気のない雪は大阪では体験できない。 
      故郷の北海道・十勝を思い浮かべて懐かしさにひたる。 
      
      
        
          
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      いつも寒さにはすぐに慣れるけれど、久々の山の家で急激に体験すると、少々堪えるものがある。 
            大きな石油ストーブの前にへばりついて、「まっいいか、風邪もひいていることだし...。」 
            石油ストーブをゴンゴン燃やしているのだが、冷え込んでしまったログは、温まるまでにかなりの時間を要する。 
            一度温まってしまえば、快適なことこの上ないのだけれど...。 
            周辺はヒッソリと静まり、「雪は全ての音をのみ込んでしまう。」などと言っていたら、静かなはずだ。 
            谷からの引き込み水も凍りついてしまっていた。 
            こんなに冷え込んでいるときは屋外作業はお休みして、読書をしたり映画&音楽鑑賞、そして時々、雪の中を散歩...。 | 
           
        
       
      「keiさんが留守だった間、作業は進んでいない...。」と言っていたが、なんのなんの、伐採もかなり進み、畑にできる土地がずいぶん広がっている。 一人っきりの作業は味気ないものだったろうが、黙々と頑張っていたらしい。 
      おかげで、春先の果樹の移植計画が一気に促進されそうである。 
      今年は梅やカリンの移植・定植や、挿し木から育てたブルーベリーの定植が急がれている。 
      「ゆうちゃんの大好きなエンドウやニンジン、ブロッコリーやカボチャもたくさん植えられるね。」 
      今年の畑計画をそっくり見直さなきゃと、嬉しい悲鳴をあげている。 
      「一人では何をしていてもつまらなかったなあ。」とkiiさんがポツリ。 
      作業も遊びも二人三脚、喜びもしんどさも共有してきた二人だから...。
      
        
          
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            ←サニタリー部分に桁が乗っていた。 
            土台作りもそこそこ進んでいて、吃驚...。 
            ブロックの上には桁が二本乗っていて、ふっと見上げて気 
            付いてまた吃驚。 
            予定通りに行かなかったと言うけれど、kiiさんは大体が予定基準を高めに設定する悪い癖(?)があるのだ。 
            計画は実力と状況に即して立てましょう...。 
            これは自分にもしっかり言い聞かせておこう。 
            (この画像は大きくなります。) | 
           
        
       
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