週末開拓民奮戦記
ハンドカット&セルフビルドのログハウス(50)
2004年7月(3)18日〜19日 このところkiiさんは雨や右肘打撲であまり作業ができず、私もブヨやチャドクガのおかげで作業意欲が湧かなかった。 今回の二人は暑さもなんのそので、意気軒昂に野迫川入りした。
日陰は涼しいけれど、あいにくなことに作業は日向のものが多い。 ブルーシートの下で34度なのだから、日向はいったい何度になっていたのだろう。 気がついたら二人とも青い顔をして、手が震える、心臓の動悸が激しい、脱力感、めまい...。 ひょっとして、これが噂の熱中症?? 「こりゃ、いかん。」と頭から水を被り、ログの中で身体を冷やす。 ログ内は木材の吸湿効果で湿度が低いせいか、カラッとしていてひんやりと涼しい。 冬暖かく夏涼しいというログの特性を再認識しながら、しばし身体を休める。 〈皆様、暑い折柄、無理は禁物。どうぞお身体大切に...。〉
「割れたらどうするの?悲惨な状況になるから、やめてよ!」とkiiさんは悲鳴を上げるけれど、暑い盛りの少し酸いめの糠漬けは元気の素なのである。 平日の町では粗食に徹している。 「生きるために食べるという食生活だね。」と苦笑しあっている。 そのかわり、山で泊れる日はゆっくりと食事を楽しむ。 この時間が何よりも嬉しくて、二人で週末を待ちわびているのだ。 BGMはヨーヨー・マの「リベルタンゴ」。 「ヨーヨー・マの演奏には男の色気を感じるんだなぁ。」と呟いたら、kiiさんは細い目をパチクリとさせた。 |