週末開拓民奮戦記

ハンドカット&セルフビルドのログハウス(19)

4月〜6月

6月1〜2日
プレナーをかけるまれびとさん 仕上げをする二人
今回はロフトの柱を作る作業。
kiiさんがタイコに挽いた丸太を、まれびとさんがプレナー(電気カンナ)でまっすぐに削る。

タイコに挽くkiiさんもプレナーを掛けるまれびとさんも、だんだん手際がよくなり、暑い日差しの中、汗を
滴らせながら次から次へとこなしていく。

息の合った二人の作業を楽しげに眺める...。

棟上に必要な柱を全部作り上げて、次回からは刻みに入れる。
足元の木屑の量が、根を詰めた作業を物語っている。

作業を終えてホッと一息のまれびとさん。 作業を終えてホッと一息のkiiさん。
作業を終えて一休みするまれびとさんとkiiさん。
泊りがけで応援に来てくださったまれびとさん、ほんとうにお疲れ様でした。
 


4〜5月
足場が組まれ始めました 棟上のための足場が組まれ始めた。
ロフト部分の張り出したベランダには、仮の板が張られ
た。板を張ることで作業がしやすくなり、安全性が高め
られる。
恐がりの私への配慮??


剥いた丸太はまれびとさんの作品 4〜5月というもの珍しく仕事に追われて、野迫川の作業
はひどく遅れた。
プラスして、一番作業が捗るはずの5月の連休を挟んで
前後は、事情で私が留守にしていた。
希望としては梅雨までに棟上をしたかったのだけれど、
「梅雨の晴れ間を縫って...。」に徐々に変更されていく。
私が留守の時は、kiiさんが一人で野迫川に行っていたの
だが、その間、まれびとさんが何度も応援に駆けつけてく
ださった。
この皮を剥いた丸太は、全部まれびとさんの作品。
立てかけてあるものは足場に、奥に積んであるものは
ロフトの柱に使う。


山の木を引き出すための道作りをするkiiさん。 出来上がった道から下方向を眺める
日曜日の日帰りが続いた4月。
ログハウスはまったく進んでいなかったけれど、作業をしていなかった訳ではない。
伐り倒したままの杉の処理や、道作り、山からの丸太の引き出しなどコツコツとこなしてきた。
「地味な仕事だけれど、一つ一つ片付けなければゴールには辿り着けないものね。」
「まるで人生ゲームそのものみたい...。」
切り開かれた道に立ってkiiさんとしみじみ話す。

この段はいずれ、私たちのお腹を満たすための野菜畑になる...。
  

                                                                                  
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