突如出現した「煉瓦建築を訪ねて」に吃驚された方も多いのでは・・・。 いつか煉瓦の家を建てたいという思いがずっと胸の中にありましたが、今はログハウスに目覚めてログに夢中です。 でも、煉瓦建築は相変わらず二人ともが大好きなもの...。 機会がありましたら、いろいろな煉瓦の建物を訪ねてみたいと思っています。 |
煉瓦への旅の出発点は深谷市・・・。 なぜなら、深谷市が日本の近代建築に大きく貢献した、日本初の機械式煉瓦工場の誕生の町だったから。 深谷を生誕の地とする故渋沢栄一氏が設立した、この煉瓦工場で製造された赤い煉瓦が、明治・大正の 建築物に多数使われたという。 東京駅をはじめとして現存する多くの瀟洒な煉瓦の建造物が、深谷の煉瓦を使って建てられているのだそうである。
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誠之堂(せいしどう) | ||
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建物内部 | 化粧室 | 化粧室前から内玄関を臨む |
故渋沢栄一氏生誕の地である深谷市の大寄公園に移築されたこの建物は、東京・世田谷に大正5年に渋沢氏の喜寿を祝って建てられたものだそうで、既に取り壊しが決まっていたものを危機一髪深谷市に移築保存されたそうである。 大正のよき時代を偲ばせるこんな美しい建物が壊されずに残されたことは、今こうして拝見できる身にしてみれば深い喜びである。 勿論深谷の煉瓦が使われていることは言うまでもない。 田辺淳吉の設計になる約112uの煉瓦造り平屋建ての建物は、どことなくカントリー風で随所に遊び心を感じさせる。 大正ロマンの雰囲気が漂う内部には、惹きつけて離さない魅力を覚えてしばし動けなかった。 一番感激したのは、この建物が下記の清風亭と共に見せるためだけのものではなく現在利用されていること。 スパニッシュダンスの会にも使われているそうで、華麗な衣装に身を包みステップを踏む人たちの息遣いや音楽がふっと聞こえるような気がして目を閉じる。 |
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