つれづれなるままに

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2006年|4月5月6月10月11

2006年9月
    
【我が家の最近の流行】
  
9/29 我が家の最近の流行(はやり)
ひとりごとも長い間休んでしまいました。陳謝...。
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今回は最近我が家で流行っていることを幾つか...。

「****してくださ〜い」
夏に子どもたちと二週間を過ごしている間に、癖になってしまった言葉のひとつ。
二人姉妹の下のさっちゃんは、この九月に二歳になったばかりのやんちゃ盛りである。
やんちゃだが礼儀は結構正しい。
「あけてくださ〜い」「おちゃをくださ〜い」何にでも「くださ〜い」が付く。
この「くださ〜い」にニッコリのおまけ付きとくるから、大人たちは「参った。」なのである。
以来我が家では「****してくださ〜い」が流行っている。
お互いに「****してくださ〜い」と声を掛けると、何事も気分よくサポートできるのが不思議である。
確かに「****して!!」よりは「****してくださ〜い」のほうが表情もやわらかい。
省みると、親しき仲ではいつの間にか言葉もずいぶんぞんざいになっているものだ。

あんたはさっちゃんかと言いながら、これはまさしく、負うた子に教えられだと思うことしきりである。


「ん〜〜んっ、パッ!!
これもゆうき・さつき姉妹の影響。
「いつからこんなことを始めたの?」と聞くが、母親は首を傾げるばかり。
これが、トトロに出てくる月夜の苗畑にピッタリのリズムなのである。
特にさっちゃんは、「ん〜〜んっ、パッ!!」と全身で表現する。
その様子が面白くて笑い転げたものだった。
お陰でいまだに、思い出してはクスクス、ハハハ。
時折私たちも「ん〜〜んっ、パッ!!
ん〜〜んっ、 パッ!!
ん〜〜んっ パッ!!
これは、肩こりをほぐし気持ちを和やかにする効果があるような気がする。
ところでこの「ん〜〜んっ、パッ!!」だが、町ではちょっとばかり恥ずかしくてできない。山の家限定にしている。

ホットケーキ
フレッシュなベリーが収穫できる季節は、朝食やおやつにホットケーキを焼くことが多い。
ホットケーキ、大好き♪ 我が家は甘さのきつくない生協のホットケーキミックスを使う。(別にどこのミックスでも大して違いはないと思うが。)
敷いた生地に果物をパラパラ置くだけの簡単なものだが、フレッシュベリーのお陰かこれが実に美味しいのである。
余分に焼いてレンジでチンということもあるが、やっぱり焼きたてが一番いい。
今はブルーベリーがよく登場するが、私が一番好きなのはバナナ入り。
バナナとは思えぬ美味しさなのである。いや、“バナナとは思えぬ”というのは語弊があるかもしれない。バナナがより美味しくなるのだと思って欲しい。

昔、バナナは高価だった。
病気のときと運動会ぐらいにしか口にできなかったものだ。
それが今はしっかりと庶民の食べ物になっている。そういえば卵も...。ありがたいことだ。

小さいときは身体が弱くて病院と縁の切れない子どもだった。
風邪をひいて高熱を出してはよく学校を休み、体育を一年間禁止されていた時期もあった。
今から思うと自身でも信じられない。山で身体を動かすことがいいのか、最近は筋肉モリモリでますます頑強になったような気がする。)
バナナを食べたいがために、しょっちゅう熱を出していた訳では決してないが、一番その幸運(?)に恵まれていたのは、弟妹よりも間違いなく私だろう。
寝込んで何日目かになるといよいよバナナのお出ましになる。

燦然と輝くバナナはまるで宝物のようで、一気に食べることなどできるものではない。
一口一口、舐めるようにいただいたものである。
丸盆に乗せられた母特製の雑炊と、その横に置かれた二分の一切りのバナナは今でも時折脳裏に甦る。

二分の一切りというのがいかにも昔らしい。バナナが高価だった時代のお話である。

で、バナナだが、庶民派になってからはいつの間にか存在価値が薄れ、我が家でも野迫川のおやつなどに使ってはいたが、食物としてはかなりランクを下げていた。
だが、こんな風に使うようになってからは少々変化して、今まで意に介さなかったことも妙に気に掛かるようになった。
産地はどこか、このバナナは美味しい、これはイマイチだとか、甘さや熟し加減まであれこれと評するのだから、まったく呆れたものだ。

チーズ入りも美味しい。これは大人好みの味わいである。私はスライスしたプロセスチーズが好みである。
トローリとろけるチーズは、これにはまだ使ったことがない。
ちなみにバナナ入り&チーズ入りは娘に教えてもらったもの。

リンゴ入りなども美味しいかもしれない。キウィはどうだろうか...。
「美味しいプラスワン」がありましたらぜひご披露ください。


追記:
チーズとブルーベリー、バナナとブルーベリーのコンビネーションのほうが美味しいことを発見した。



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