つれづれなるままに |
2004年4月 |
4/22 | 親子で見たいビデオ |
土曜日の朝、日経新聞を見ていたkiiさんが私の背に声を掛ける。 「親子で見たいビデオ」のベスト3といえば何を挙げる?」 考えない。即座に答えが出る。 1・となりのトトロ 2・魔女の宅急便 3・サウンドオブミュージック 「フーン...。新聞のランク順は「となりのトトロ」「サウンドオブミュージック」「ライオンキング」なんだって。さすがにトトロは強いね。」 NIKKEIプラス1の記事からの話題である。 子どもたちが主人公で、大人だけで観ても名画といえるものは沢山あると、しばし私たちも映画の話題で楽しむ。 ベストテン外の作品にも懐かしいものが多い。 児童書や絵本から映画になっているものもあり、どんな風に仕上がっているのだろうと興味を惹かれるが、「読んでから観るか。観てから読むか。」ではないけれど多少の逡巡もある。 「汚れなき悪戯」「禁じられた遊び」「スタンドバイミー」 kiiさんが挙げるとしたらこんな順位かなと思ったら、「汚れなき悪戯」「禁じられた遊び」ときて 「おもひでぽろぽろ」を挙げられたのはフェイントだった。 昔は学校の体育館を暗室にしての映画鑑賞や、ゾロゾロ並んで映画館に行くこともあった。 テレビもなく、娯楽といえるものが少ない時代だった。 手軽に家庭で映画を楽しめるようになった今では考えられない光景だが、年に数度のこの機会は楽しみに心待ちしたものだった。 その頃の印象に残っている映画は「白雪姫」や「黄色いからす」。 ディズニー作品は「バンビ」や「不思議の国のアリス」なども、今も変わらずの人気らしい。 高校生の頃は、知り合いのお姉さんが洋画専門の映画館に勤めたおかげで、映画漬けの時期もあったが、生活指導の先生の見回りにビクビクしながら観たせいかあまり覚えていない。 kiiさんの思い出の中には、小学校の校庭に白い幕を張って映写した光景が残っているらしい。これは話に聞くだけで私自身は実際には知らない。知らないけれど、なぜか想像はできる。 「グーニーズ」「機動戦士ガンダム」も娘と繰り返し観た映画だった。 スクリーンの中の子どもの表情が強く心に残っているのは「鉄道員」 エドアルド・ネヴォラ君のあどけないいじらしさがストーリーや映像、音楽と相まって、心をうつ名画だと思う。 お父さんとおしゃまな女の子は「ペパームーン」。あの映画も楽しかった。 そういえば、心に残っている映画はどれも音楽の印象深いものが多い。 今手元には子どもが主人公の映画が多い。 「柳と風」「キッチン・トト」「想い出の微笑み」「日曜日のピュ」「フランスの思い出」「マイライフ アズ・ア・ドッグ」「ムービー・ディズ」...。 子どもたちは、その中でもいろいろな表情を見せてくれる。 ところでbPを冠した「トトロ」は実に楽しい映画だ。 埼玉に行った折、ゆうちゃんに何度付き合わされたことだろう。 彼女は「トトロ」の中からいろんな遊びを作り出すのだけれど、“夢だけど夢じゃなかったごっこ”というのが一番体力を要する遊びだった。 「夢だけどぉ〜」「夢じゃなかったぁ〜」 さつきになったりメイになったりしながら、ドッスン、ドッスンと何かを飛び越えるのである。 その何かはタオルだったり敷石だったりといつも違うのだが、ゆうちゃんの頭の中では木の実を植えた畑のつもりらしい。 こちらは数度で根を上げるが、「今度はさつきをやって!!」とゆうちゃんは疲れを知らない。 昭和30年代の懐かしい風景を思い起こして、温かいものがこみ上げてくる。 大人も楽しめるほんとうにいい作品だと思う。 「親子で見たいビデオ」 さて、あなたのお宅はどんな順位だろう。 |