つれづれなるままに

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2001年12月
   
【六通のメールが教えてくれたもの】農産物直売所
  
12/22  六通のメールが教えてくれたもの

サーバーの障害がずっと続いている。
www1とwww2が被害を受けているのだが、当HPはwww1に属している。
夏に一ヶ月ほど、夜間になるとホームページが表示されない状態が続いた。
やっとメンテナンスを完了したと思ったら、一ヶ月も経たずにまたおかしくなり、今回の障
害は10月から三ヶ月に渡る。ひどいときには21時過ぎから表示されなくなる。
その間私たちは、何の情報も得られないままで捨て置かれた。
サポートに何度苦情を告げても「申し訳ありません。」を繰り返すだけであった。
流石に二ヶ月目には堪忍袋の緒が切れサーバーの転居を考えたが、仕事と週末開拓民
に追われる身ではそう簡単にはいかない。
「ユーザーを馬鹿にしているのですか?何の説明もなく放置していることが解せません。
ましてや、お宅のホームページ公開代理サービスは有料なのですよ!!」
担当の方に責任がある訳ではないけれど、あまりの状況に語気も荒くなる。
そしてやっと、
ホームページ公開代理サービスの夜間アクセス集中についてという表示
が、サーバーのホームページで公開されるようになった。

表示されない野迫川倶楽部のHPに、閉鎖したのかと案じてメールを下さる方もおられる。
『not found』の画面を眺めながら自分自身が嫌になるのだから、来てくださった方達が
さぞ不愉快な思いをされているだろうと、身の竦む思いもしばしばであった。
長いサーバーの障害は、私自身を少しばかりネットから遠ざかる気持ちに追い込んでし
まった。
ホームページって何だろう...。このままでいいんだろうか...。どうしたらいいんだろう...。

kiiさんは「そっくり転居して、追々連絡してHPも修正したらいいじゃないの...。」と言うけれ
ど、仕事を抱えている身、避けられない優先順位がある...。
いとも身軽に引越し作業をされる方達をなんとも羨ましく眺めていた。

そんな時に偶然とは言え、立て続けに6通のメールを戴いた。いずれも女性からである。
メールはどれもさりげなく温かだった。
中にはたった4行のメールもある。涙で画面を見つめられなかったメールもある。
ネットの向こうからの、たくさんの無言のエネルギーを強く感ぜずにはいられない。
そこに、野迫川倶楽部を楽しみながら案じながら、応援してくださる方達がいる。
「頑張らなきゃね。ゆっくりでも、とにかく歩き続けなければ...。」
いろいろなことがあった一年、ちょっぴり元気のなかった私だけれど、もう大丈夫...。

6通のメールが教えてくれたものは大きい。
時折開いては元気と勇気をいただいている。私の大切な宝物である。

12/11  農産物直売所

野迫川へは西側ルートの玉川峡丹生川を通って入ることが多いが、時折所用を片付けた
り気分を変えてみたいときなど、御所から五條を抜け、十津川へ向かう国道168号線を
通り東側ルートをとることもある。
そのときは御所でいろいろ買い物をして行く楽しみもある。
お気に入りの梅本豆腐店の大きくて硬めの田舎豆腐と濃い豆乳を求めたり、「やまと」で
柿の葉寿司や巻き寿司を買ったり、葛上(かつじょう)農産物直売所を覗いたりするのが
いつものパターンである。
kiiさんは買い物に付き合うのが苦手な人で渋い顔をしているけれど、「kiiさんもいただく
でしょう?」とばかりに私はあまり気にしていない。

葛上農産物直売所の休日の賑わいはすごい。
最近ますます人出が多くなっているのではないかと思う。
「押さないで!!」「痛いやないの!!」そんな声が飛び交う中を品物を探し、レジを待つ
長い列に加わるのは敬遠したいほうだけれど、何しろ野菜大好き人間なので新鮮で安い
野菜にはつい目が眩んでしまう。
最近はkiiさんとの連携がうまくいくようになり、キャベツや大根、白菜をカゴに入れた彼が
先にレジに並び、細々した葉物野菜などを持った私が後から合流すると、丁度よいタイミ
ングになることが判った。このときだけは二人の息が合うようである。
「こんなことまでして買わなくても...。」「新鮮で安いんだもの、いいじゃない。」
毎回同じセリフを口にしながら、二人の行動は決まっている。

今回はそろそろ出回りだした山の芋を買うのが一番の目的だった。
御所の山の芋は美味しくて、これも冬になると欠かせない我が家の食材である。
粘りのある芋をすりおろし、スプーンですくいながら海苔でクルンと巻いて揚げる。
フワッとした山の芋の磯部揚げが、私たちは殊のほかお気に入りなのである。
舞茸やキクナとの鍋も相性がよくて美味しい。
「出てる出てる!!」
少し多めに買い込んで、離れた地に住まう娘夫婦へのお裾分け用に。
関東は長ネギやミズナの生産が少ない所だからこれも、ニンジンやブロッコリーが大好き
な孫ちゃん用にもと、せっせと買い込む私に「母親というものは...。」とkiiさんは呆れ顔。
野菜だらけの宅急便を開けて、いかに親譲りで野菜好きとはいえ、吃驚している娘の顔が
目に浮かぶ...。

九条ネギに下仁田ネギ、根元の赤いほうれん草、キクナにチンゲンサイ、白菜、プリプリし
た小蕪や大根、キャベツ、小芋など箱に二杯分もの野菜を買い込んでホクホク顔の私に、
「これから一週間は野菜料理が続くだろう」と、少々うんざり気味のkiiさん。
それにしても冬の野菜ってどうしてこんなに美味しいんだろう...。
凍てつく野迫川では緑の野菜が欠乏するけれど、買い出しに来て室(ムロ)に保存するの
も一手かもしれないと最近思うことしきりである。

直売所に、手摘みで自然乾燥のドクダミ茶が置いてあって、その値段には吃驚。
思わず頭の中に計算機が浮かび、作ったお茶を換算してしまうのが庶民だと苦笑する。
今年のドクダミ茶はまだ少し残っていて愛飲しているが、一年はもちそうにない。
棚に並ぶ様々なお茶に、山は野草茶の宝庫なのだと今更のように実感する。
ドクダミだけでなく野草のお茶にも興味が湧き、来年のお茶作りには励みが出そうである。

葛上(かつじょう)農産物直売所 表は白菜、大根、キャベツなど
内部には葉物野菜などを置いている。

  


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